当サイト「ひたちなかWatch」では勝田・那珂湊・水戸エリア等の宿泊先の紹介をメインにしていますが、きょうはあえて「ひたちなか地区」の観光紹介をしちゃいます!!
ネモフィラ / Nemophila / Norimix
まず立地ですがひたちなかのメインとも言え、年間100万人が訪れるプレジャーランド「ひたち海浜公園」は、昭和の時代は米軍の水戸射爆場跡地でしたが、返還後の跡地開発で広大な自然公園に変身しました。周囲には常陸那珂港や、観光資源の豊富な海沿いの街、大洗地区・阿字ヶ浦地区、那珂湊の魚市場、ジョイフル本田をキーテナントにした巨大ショッピングモールもあります。
「ひたちなか」市は茨城県(元)勝田市と(元)那珂湊市が合併して「ひたちなか市」という呼称ができたものです。地元以外の人はひたちのつく名称の土地が多いので「水戸近辺は常陸太田とか日立とかひたちなかとか那珂町とかわかりづらい」と言われるのですが、ひらがなの「ひたちなか」はココだけ(旧勝田・那珂湊)なので覚えてしまいましょう。
「ひたちなか地区」は茨城県民以外の方で若い人だと「ロックフェスティバル」や「モー娘。の映画『ピンチランナー』」で知ってるという人が圧倒的ですが、農業では「ほしいも(乾燥いも)」の産地として有名で、海と街とがひろがる平坦な土地は非常に住みやすいといわれています。主な産業はかつては電気メーカーの「日立製作所」と「原子力研究所」でしたが、いまではその2つに限らず、その他ITやハイテクノロジーの産業も発達しています。また、隣町に茨城県都・水戸市があるため、水戸市のベッドタウン的に住宅の供給が進み、マンションが多数建っていることもあります。商業施設も多く、都市基盤がしっかりとしているということです。
交通も便利で、電車でも一時間少々程度で上野からひたちなか(勝田駅)へ到着するということ、また車での生活者が多いこともあり、道路が非常に整備されており、高速道路で東京からもすぐなのです。
この地の利もあり、自然も豊富なため、最近はテレビ・映画等のロケーションに多く茨城県自体が使われているのは知られています。
ちなみに東京から来る時に使われる常磐道は高速の中でも、(三郷より先は)ほとんど渋滞しないことで知られています。
Hitachinaka Map / isinoid
ひたち海浜公園は国営の公園だけあってすごい規模で、果てしなく広がっています。ネモフィラ・コキアなどが咲くみはらしの丘が有名です。たまにテレビのニュース等でも紹介されていますよね。このみはらしの丘の他、他にもいくつもフラワーガーデン、砂丘ガーデンがあり、年間を通してさまざまな品種が咲き続けます。一眼レフなどで写真を撮影する人も多くみられます。詳細は国営ひたち海浜公園HPの花情報のページなどを参照。
ひたち海浜公園は車で来れば高速を降りてからあっという間ですが、JR勝田駅からの場合はバス・タクシー等で向かったほうが無難な距離です。
Perfume on stage / hildgrim
ロックインジャパンフェスも定着した感があります。動員15万人。毎回札止めで、かつ東京から大量のお客さんがひたちなか地区に宿泊されます。詳しくは公式サイト(こちらは既に終了した08年のもの)で。また宿泊予約は当サイトでどうぞ。
Ferris wheel outside Green stage / hildgrim
海浜公園はプレジャーガーデンというちょっとした遊園地もあるので、お子さん連れでもデートでも十分対応します。国営公園なのでややほのぼのしたアトラクションが多いですが、林間ジェットコースターや、大観覧車などは特におすすめです。こちらも海浜公園HPに行くと割引券があったりするのでHPは必ず見ておきましょう。
広すぎて園内を移動なんかできないという人は、園内10箇所の停留所を10-25分間隔で廻り、周遊コース(1周約35分)を循環しているシーサイドトレインが便利です。いわゆる列車状だけどタイヤのついているヤツなんですが、祭日などは混むので注意が必要です。それに乗れない時などにおすすめなのが貸し自転車です。基本料金310円(3時間)で、各口のサイクルセンターで貸し出しています。また、自転車は自分の私物も持ち込み自由なので、車に自転車を乗せてきてサイクリングコースを巡るとすごく楽しいかも。
ツール・ド・ジャパンひたちなかというイベントも開催されています(場所:自動車安全運転センター安全運転中央研修所内)。「ひたちなか地区」にある施設は地元のみならずいろんな地区の人の健康増進にも大きく寄与していますね。
茨城交通湊線 / shig2006
ひたちなか海浜鉄道湊線に乗ると、那珂湊の漁港や海沿いなどへ足も伸ばせます。
ひたち海浜公園に寄った後にオススメなのは那珂湊の魚市場(いつも混んでますが、魚市場内の「回転寿司」が絶品です)、大ショッピングモールのファッションクルーズニューポートひたちなか/ジョイフル本田(TOHOシネマズもあります)、大洗(水族館も、海も壮大です)、水戸(千波湖/偕楽園)などです。
なにげにこの街は1市街地でみずに複数街の全体でみるとバランスが良く、「海」以外でもいろいろと楽しめてお得なタウンではあります。「都内からすぐに来れる地方」があるのも魅力です。平成23年には群馬まで往来できる北関東自動車動も前線開通し、群馬・栃木から海まで完全一直線となります。内陸部とも交差することにより、ビジネス的な立地も大幅に向上します。
それを抜きにしても、観光バスの往来が増えているのも当然といえるでしょう。